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hugの由来②

2021/10/08

Webサイトへのアクセスありがとうございます。

さてhugの由来第二弾ですが、

これは少し後付けになってしまうお話です笑

約3年程前から独立する事を考え始め、

実際に動き始めたのは今年の1月頃からでした。

そんな中、2年前にあるお客様と出会ったことにより

私の結婚式に対する価値観がぐっと変わっていきました。

2020年2月にご結婚式をされたお客様の前撮りを

新婦様のご実家で行うことになりました。

場所は佐久間町という自然豊かな町。

近所の方はみんな仲の良い素敵な町でした。

私は必ず初回のお打ち合わせで、

二人の歩んできた人生を紐解きます。

時間をかければかけるほど二人の今までを知ることができるとても大切な時間です。

カウンセリングをする中で新婦様の真の想いが少しずつ見えてきました。

それは、

「本当は佐久間の人達に花嫁姿を見せてあげたい」

「近所でお世話になったおじいちゃん、おばあちゃんを本当は式に呼びたかった」

そんな想いが隠れていました。

新婦様の今まで育ててくれた近所の方々にも

感謝の想いを伝えたい・・・

そんな強い気持ちがありました。

しかし、

実際には佐久間まで車で約2時間という距離。

結婚式は午前からのお式で物理的に考え、ご年配の多い近所の皆様を招待する事は難しい事でした。

しかし、どうにかして新婦様の想いを叶えたいと

思い自ら佐久間へ行ってみる事にしました。

佐久間へ行くとご家族を始め近所の皆様もあたたく迎えてくださり、新婦様が育ってきたルーツを知ることが出来ました。

プランナー人生の中でお式前にご実家に行くことが初めてだったのでとても貴重な体験となりました。

この出来事から

「もっと家族に関わる結婚式をしたい」

という想いになり、独立を決心したのを覚えています。(実際の前撮り風景は別の記事で投稿します)

2020年2月、

そんなお二人の結婚式が行われたコンセプトは

「hug(ハグ)」

hugにした背景には新婦様のご家族の習慣で「いってきます」や「おかえり」「ありがとう」など常に家族同士でハグをする瞬間が多くあったそうです。

まさに

「言葉を交わさなくても伝わる想いです」

フリーランスになって、

もっと家族と関わるウェディングを創りたいと思えたキッカケのお客様だったので”初心を忘れないように”という想いを込めてお店の名前にしました。

私はお客様から学ぶ事がとても多いです。

だからこそお客様との出会いは私の宝であり財産です。

hugとして歩んでいく中で新たな出会いにワクワクしています。

どんなお客様がいて、どんなドラマがあるんだろうと今からか考えると楽しみでいっぱいです。

結婚式は形式ではなくみんなの想いが一つになる瞬間です。

是非皆さまの歩んできた人生をお聞かせください。

プランナーとは脚本家であり監督でもあります。

素敵な結婚式を一緒に創りましょう。

長文を読んでくださりありがとうございました。

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